株式会社アグリパークZAO代表取締役を務める荒井千佳と申します。このたび弊社は2024年2月で創設14年目を迎えます。これはひとえに地域の皆様のお力添えのおかげであり、厚く御礼申し上げます。
我々は約130ヘクタールに及ぶ元山形県立蔵王西部牧場を本拠地とし、農業とエネルギー関連の様々なプロジェクトに取り組んで参りました。その間、社会は目まぐるしい変化を遂げてきたと言っても過言ではありません。特に気候変動やパンデミックなど未曾有の事態に直面し、価値観を揺さぶられた方は少なくないのではないでしょうか。私もその一人であり、コロナ禍の真っ只中に山形にUターンしてアグリパークZAOの社長業を担うことになりました。
アグリパークZAOが事業の柱とする「食」と「エネルギー」こそ、人間の生活に不可欠であり、これからの時代その価値が一層見直されるものと考えます。
アグリパークZAOは、守るべき尊い自然と共生しながら、地域を活性化するために必要な「攻め」に転じるステージを迎えています。本年も役職員一同邁進して参りますので、今後ともなお一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いします。
株式会社アグリパークZAO
代表取締役 荒井千佳
2024年1月吉日
アグリパークZAOのご紹介
株式会社アグリパークZAOは、農林水産省の第6次総合産業化事業認定を受けた山形県の農業法人です。
山形蔵王のかけがえのない自然環境の下、人と自然が共生する新しい農業の実現を使命として誕生しました。アグリパークZAOは事業活動を通して人と人のつながり=コミュニティが育まれていくことをめざし様々な事業体との協働をはかっていきます。
- 平成22年4月22日
- 農業生産法人の認定を受ける。
- 平成24年5月31日
- 東北農政局より第6次産業化事業の認定を受ける。
- (蔵王カボチャを活用した災害備蓄用スープの製造販売)
- 平成24年10月2日
- 山形県農商工連携事業の認定を受け蔵王カボチャスープの試作を始める。
- 平成24年12月28日
- 山形県創意工夫プロジェクトの認定を受ける。
- (災害備蓄用として蕎麦雑炊の試作事業)
- 平成25年1月4日
- 復興庁より営農型太陽光発電の実証事業の認定を受ける。
- (営農型太陽光発電による被災地農山村を元気づける事業)
- 平成25年12月27日
- 山形県農業支援センターの斡旋により45haの農地取得する。
- 平成26年3月31日
- 東北経済産業局より50kW未満の営農型太陽光発電設備認定を受ける。
- 平成26年4月1日
- 上山市認定農業生産の認定を受ける。
【概要】
農園の様子